どうも、お久しぶりです。レオーネです。

 今回は『EXTRA PACK2019』で来日するカードを使ったデッキをご紹介。
 早速レシピから行きましょう。


【クロノダイバー】

 [メインデッキ 40枚]

 クロノダイバー・リューズ×3
 未界域のモスマン×3
 Emトリック・クラウン×1
 Emダメージ・ジャグラー×3
 未界域のチュカパブラ×3
 エクシーズ・スライドルフィン×1
 Emハットトリッカー×1
 クロノダイバー・ベゼルシップ×2
 クロノダイバー・レギュレーター×3
 幻影騎士団サイレントブーツ×1
 簡易融合×3
 サンダー・ボルト×1
 ハーピィの羽帚×1
 忍び寄る闇×2
 おろかな埋葬×1
 死者蘇生×1
 ジェネレーション・フォース×2
 RUM-幻影騎士団ラウンチ×1
 クロノダイバー・フライバック×2
 エクシーズ・リボーン×1
 幻影騎士団シェード・ブリガンダン×3
 幻影霧剣×1
 
 [エクストラデッキ 15枚]

 アンダークロックテイカー×1
 トロイメア・フェニックス×1
 幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ×1
 ヴァレルソード・ドラゴン×1
 励輝士ヴェルズビュート×1
 鳥銃士カステル×1
 竜巻竜×1
 クロノダイバー・リダン×3
 クロノダイバー・パーペチュア×1
 No.39希望皇ホープ×1
 外神アザトート×1
 S.No.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング×1
 沼地のドロゴン×1(簡易融合で出せるレベル4なら大体なんでも良い)
 
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 ※画像のエクストラデッキの残り1枚はクロノダイバーパーペチュアです。

 
 時を操って相手を混乱させるテーマ、それがクロノダイバー。公式でも「最も相手を混乱させるテーマ」として紹介されており、カードゲームはコミュニケーションとは何だったのかという気持ちでいっぱいになります。

 が、触った感じそこまでくそテーマって感じはしないですね。デンジャーの方が100倍ぐらいクソです。
 

 ・カードの解説

 まずはエクストラパック2019に収録されているカードを解説。


 《クロノダイバー・リューズ》
 効果モンスター
 星4/闇属性/サイキック族/攻1800/守1300
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分フィールドのX素材を1つ取り除いて発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚する。
 (2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 デッキから「クロノダイバー・リューズ」以外の「クロノダイバー」カード1枚を手札に加える。

 クロノダイバーのメインデッキ最強カード。クロノダイバーならモンスターでなくカードなら何でも持ってこれるスーパーエアーマンってだけでも強いのに、エクシーズ素材をコストに自力で手札から特殊召喚することが出来ます。結構インチキ。

 いかにしてこのカードに辿りつくかということがクロノダイバーというテーマを活かす上で重要になってくる、このデッキの核です。


 《クロノダイバー・レギュレーター》
 効果モンスター
 星4/闇属性/機械族/攻 600/守 200
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在しない場合、このカードをリリースして発動できる。
 デッキから「クロノダイバー・レギュレーター」以外の「クロノダイバー」モンスター2体を守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
 (2):このカードが墓地に存在する状態で、自分のXモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
 このカードを特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

 クロノダイバー版《レスキュー・ラビット》。条件が付いた代わりに効果モンスターも出せるようになりました。
 効果を無効化しないので《クロノダイバー・リューズ》のサーチ効果も問題なく発動します。
 
 クロノダイバーにおいて最強の初動ですが、自分の場に他にモンスターがいないという条件の都合、妨害されると結構辛いです。誘発が飛んでくる環境で【クロノダイバー】を使う時は《墓穴の指名者》を投入しましょう。
 

 《クロノダイバー・ベゼルシップ》
 効果モンスター
 星4/闇属性/機械族/攻1000/守2000
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードをリリースし、自分フィールドの「クロノダイバー」Xモンスター1体を対象として発動できる。
 相手の墓地からカード1枚を選び、対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
 (2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのX素材を1つ取り除いて発動できる。
 このカードを特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

 エクシーズ素材をコストに墓地から戻ってくるモンスター。テーマ内にデッキから直接墓地に落とす手段がないので、《クロノダイバー・レギュレーター》でリクルートすると都合が良いです。

 ①の効果も《クロノダイバー・リダン》に罠カードのエクシーズ素材を供給するのに使えるので結構いつ蘇生しても強いです。


 《クロノダイバー・フライバック》
 通常罠
 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
 (1):自分フィールドの「クロノダイバー」Xモンスター1体を対象として発動できる。
 手札・デッキから「クロノダイバー」カード1枚を選び、対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。
 (2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「クロノダイバー」Xモンスター1体を対象として発動できる。
 相手の墓地からカード1枚を選び、対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。

 クロノダイバー罠カード。罠カードであるということが非常に重要。
 効果は2つともエクシーズ素材を供給する効果。自身の効果で素材を失った《リダン》に素材をつけられるので《リューズ》で持ってくる頻度は高いです。 


 《クロノダイバー・リダン》
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク4/闇属性/サイキック族/攻2400/守2000
 レベル4モンスター×2
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。
 相手のデッキの一番上のカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。
 (2):自分・相手ターンに発動できる。
 このカードのX素材を3種類(モンスター・魔法・罠)まで取り除く。
 その後、以下を適用する。
 ●モンスター:このカードをエンドフェイズまで除外する。
 ●魔法:自分はデッキから1枚ドローする。
 ●罠:相手フィールドの表側表示のカード1枚を選んで持ち主のデッキの一番上に戻す。



 このデッキのエースカード。効果が少しややこしい。
 ②の効果は3つ。モンスターを取り外した時のブリンク(場から一旦離して戻す効果)が一番発動うる機会が多いですが、狙っていきたいのは魔法・罠カードを素材にしたときの効果(特に罠)の方。
 ①の効果で相手のデッキから頂戴するのは難易度が高いので、基本的には《フライバック》か《ベゼルシップ》で入れるようにしましょう。


 《クロノダイバー・パーペチュア》
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク4/闇属性/サイキック族/攻1900/守2500
 レベル4モンスター×2
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分・相手のスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除き、
 「クロノダイバー・パーペチュア」以外の自分の墓地の
 「クロノダイバー」モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを特殊召喚する。
 (2):このカード以外の自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
 デッキから「クロノダイバー」カード1枚を選び、
 対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。
 この効果は相手ターンでも発動できる。


 クロノダイバーの《SPYRALザ・ダブルヘリックス》枠。あちらに比べると効果はだいぶかわいらしいですが、クロノダイバーにとってありがたい新規であることは事実です。
 
 このカードの使い道は実際の動きを説明しないと分かりにくいので、少し長いですが説明を書きます。

 ・特殊召喚を駆使してリンク2分の蘇生+《リダン》+レベル4の布陣を作る。
 ・《アンダークロックテイカー》と《リダン》で《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》を作る。
 ・《バルディッシュ》の効果で《サイレントブーツ》を落し、《幻影騎士団シェード・ブリガンダン》をセット。
 ・《シェード・ブリガンダン》とレベル4で《クロノダイバー・パーペチュア》をエクシーズ召喚。
 ・相手のスタンバイフェイズに《パーペチュア》の効果で《リダン》を蘇生。

 こういう動きをすることでリダン1枚だけでなくリダン+パーペチュアの陣形にすることが出来ます。《パーペチュア》も《リダン》に素材を供給できるため、《リダン》に罠カードの素材を入れることで妨害を強化することが出来て強力。クロノダイバーに1枚は確実に必要なカードですね。

 
 《未界域のチュパカブラ》
 効果モンスター
 星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守 400
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
 自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。
 それが「未界域のチュパカブラ」以外だった場合、
 さらに手札から「未界域のチュパカブラ」1体を特殊召喚し、
 自分はデッキから1枚ドローする。
 (2):このカードが手札から捨てられた場合、
 「未界域のチュパカブラ」以外の自分の墓地の「未界域」モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを特殊召喚する。


 海外のやべーやつことデンジャーからも採用。
 余談ですが、未界域のモンスターはほとんどタダで出るエクシーズ素材なので、今のうちに集めるといいと思います。

 この《チュパカブラ》は自身を出す未界域の共通効果に加えて、捨てられた時の固有効果でもレベル4を供給できるのでランク4を作る上で超便利です。


 《未界域のモスマン》
 効果モンスター
 星4/闇属性/昆虫族/攻1800/守 400
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
 自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。
 それが「未界域のモスマン」以外だった場合、
 さらに手札から「未界域のモスマン」1体を特殊召喚し、
 自分はデッキから1枚ドローする。
 (2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
 お互いのプレイヤーはデッキから1枚ドローし、
 その後手札を1枚選んで捨てる。

 レベル4の未界域2種類目。《チュパカブラ》は捨てられた時の蘇生効果で自身を対象に出来ないので採用。あんまり語ることがありません。


 《忍び寄る闇》
 通常魔法
 自分の墓地の闇属性モンスター2体をゲームから除外して発動する。
 デッキから闇属性・レベル4モンスター1体を手札に加える。

 新規カードではないですが多分特殊な採用なので解説。
 
 クロノダイバーには《クロノダイバー・リューズ》や《クロノダイバー・レギュレーター》などサーチしたいモンスターがいるんですが、ステータスの都合でサーチし辛いです。
 そこで、闇属性レベル4なら何でもオッケーというこのカードで後続を確保しに行こうということで試験運用中です。
 未界域を入れているのも闇だからというのが大きいので、このカードをが抜けるなら未界域2種類の枠は《フォトン・スラッシャ-》とかでもいいんじゃないですかね。

 
   ・ざっくり回し方

   基本的には《リダン》の着地を目指すだけです。
   手札の内容的に可能なら《パーペチュア》のところで触れた《ラスティ・バルデイッシュ》+《リダン》+《パーペチュア》ができると良いです。出来そうな条件は《アンダークロックテイカー》の素材2体+《リダン》をつくるモンスター2体+レベル4が1体を用意できるなら行けます。

  《リダン》を立てられたら、罠カードの素材を供給しに行きましょう。すぐには無理なときは自身の効果で逃がして次に望みを託しましょう。《リダン》が逃げることで場が空いてしまいますが、《Emダメージ・ジャグラー》を採用しているので相手の攻撃は受け止められるはずです。

  最終的には複数体並んだ《リダン》で混乱させられきった相手をビートダウンしていきます。極端な制圧が得意なデッキではないので、攻められるときにきっちりライフは詰めていきましょう。


  ・小ネタ

   ブリンクした《リダン》は効果を発動したターンのエンドフェイズに帰還します。そのときにはもちろんエクシーズ素材はすべて失っています。
  その点を利用してひとつ小ネタができます。《ラスティ・バルデイッシュ》の展開で落とした《サイレントブーツ》で《RUM―幻影騎士団ラウンチ》をサーチ・セットし、《リダン》を自身の効果で飛ばします。
  そして相手のターンに入ってから、さっきよエンドフェイズに素材を落として帰って来た《リダン》に《ラウンチ》をうつと……相手ターンに《外神アザトート》がでてこのターン相手はほぼなにもできなくなります。エグいですね。

  リダンを1枚失うことになりますが、実質追加ターンとも言える強烈な動きなので覚えておくといいでしょう。



  久々更新の当ブログ、これからも相変わらず気ままに書いていきますので、覗いていただけると幸いです。

 ではまた。