どうも、レオーネです。

 6月22日に『ストラクチャーデッキ-リボルバー』が発売しました。
 このストラクの完成度はともかく、遊戯王に再び触れてもらうには絶好の商品だと私は思っています。
 というのも、「最近の遊戯王OCGがわからない」「ヴレインズのアニメもほとんど見れていない」という人でも、「リボルバーは知ってる」というパターンは決して少なくないように思うからです。

 遊戯王を始めるなら、知っているキャラクターから入門できるこの機会に、遊戯王を始めてもらいたいですから。
 本来はこの機会を公式が活かすべきなんですが。


 【リボルバー】
 [メインデッキ 40枚]
 
 ラブラドライ・ドラゴン×1
 アブソルーター・ドラゴン×3
 亡龍の戦慄-デストルドー×1(CIRCUIT BREAK収録)
 スピードローダー・ドラゴン×1(SAVAGE STRIKE収録)
 ゲートウェイ・ドラゴン×3
 ヴァレット・トレーサー×2
 シルバーヴァレット・ドラゴン×2
 マグナヴァレット・ドラゴン×2
 メタルヴァレット・ドラゴン×1
 ヴァレット・リチャージャー×1
 オートヴァレット・ドラゴン×1
 アネスヴァレット・ドラゴン×1
 ヴァレット・シンクロン×1
 星杯の守護竜×1
 竜の霊廟×2
 ラピッド・トリガー×2
 クイック・リボルブ×2
 スクイブ・ドロー×2
 ヴァレル・リロード×2
 リボルブート・セクター×2
 ヴァレル・サプライヤー×2
 ミラーフォース・ランチャー×1
 聖なるバリア-ミラーフォース×1
 王宮の勅命×1
 レッド・リブート×2

 [エクストラデッキ 15枚]

 ストライカー・ドラゴン×1(Vジャンプ8月号)
 守護竜エルピィ×1(SAVAGE STRIKE収録)
 ショートヴァレル・ドラゴン×1(CYBERNETIC HORIZON収録)
 リローダ―・ドラゴン×1(LINK VRAINS EDITION収録)
 ソーンヴァレル・ドラゴン×1
 ブースター・ドラゴン×1
 デリンジャラス・ドラゴン×1(DARK NEOSTORM収録)
 スリーバーストショット・ドラゴン×1
 トポロジック・トゥリスバエナ×1(FLAMES OF DESTRUCTION収録。スリーバーストショット・ドラゴンでも可)
 ヴァレルロード・ドラゴン×1
 ヴァレルソード・ドラゴン×1(CYBERNETIC HORIZON収録。ヴァレルロード・ドラゴンでも可)
 トポロジック・ボマー・ドラゴン×1(CODE OF THE DUELIST 収録)
 トポロジック・ゼロヴォロス×1
 ヴァレルロード・S・ドラゴン×1(SAVAGE STRIKE収録)
 ヴァレルロード・F・ドラゴン×1

 ※収録弾を書いていないカードはストラクチャーデッキ-リボルバーに収録。

 リボルバーさんらしさを残してみた構築。
 基本的にはヴァレットモンスターのリクルート効果と《リボルブート・セクター》や《ゲートウェイ・ドラゴン》を使って展開、ヴァレルロードたち高リンクへと繋いでいきます。

 《リボルブート・セクター》
 フィールド魔法
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):フィールドの「ヴァレット」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
 (2):自分メインフェイズに以下の効果から1つを選択して発動できる。
 ●手札から「ヴァレット」モンスターを2体まで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
 ●相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターよりも多い場合、
  その差の数まで自分の墓地から「ヴァレット」モンスターを選んで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。

 新規カードにも非常に優秀な展開の要がいます。それが《アブソルーター・ドラゴン》。

 《アブソルーター・ドラゴン》
 効果モンスター
 星7/闇属性/ドラゴン族/攻1200/守2800
 このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
 (2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分フィールドに「ヴァレット」モンスターが存在する場合、
 このカードは手札から特殊召喚できる。
 (2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
 デッキから「ヴァレット」モンスター1体を手札に加える。

 手札から出てくるだけでも便利なのに、墓地に行くとなんとヴァレットサーチまでついてきます。
 ②の効果の条件はどこから墓地にいっても良いので、《竜の霊廟》でデッキから落としても発動できるのが強いですね。
 レベル7なので《ヴァレット・シンクロン》とあわせて《ヴァレルロード・S・ドラゴン》になれるところも見逃せません。


  なお、このデッキの場合、展開には手札を大量に使うことになるので、リソースが途切れないプレイング(どこまでライフで受けて壁モンスターを出さないかとか)は気を付けて回しましょう。
 まぁ、わちゃわちゃ遊ぶぐらいならヴァレットのリクルート効果は強いので大丈夫だとは思います。


 【ヴァレット】

 [メインデッキ 40枚]
 
 アレキサンドライトドラゴン×1
 ギャラクシーサーペント×1
 ガード・オブ・フレムベル×1
 妖醒龍ラルバウール×1
 幻創龍ファンタズメイ×1
 アブソルーター・ドラゴン×3
 亡龍の戦慄-デストルドー×1
 ヴァレット・トレーサー×2
 シルバーヴァレット・ドラゴン×2
 マグナヴァレット・ドラゴン×2
 オートヴァレット・ドラゴン×1
 ドラコネット×3
 ヴァレット・シンクロン×1
 星杯の守護竜×1
 おろかな埋葬×1
 竜の霊廟×3
 予想GUY×2
 ハーピィの羽根帚×1
 クイック・リボルブ×3
 精神操作×2
 星遺物の守護竜×1
 星遺物を継ぐもの×1
 竜の渓谷×1
 リボルブート・セクター×2
 神の通告×2

 [エクストラデッキ 15枚]

 ストライカー・ドラゴン×1
 守護竜エルピィ×1
 守護竜ピスティ×1
 守護竜アガーペイン×1
 天球の聖刻印×1
 ソーンヴァレル・ドラゴン×1
 ドラグニティナイト-ロムルス×1
 水晶機巧ハリファイバー×1
 スリーバーストショット・ドラゴン×1
 ヴァレルロード・ドラゴン×1
 ヴァレルソード・ドラゴン×1
 星杯の神子イヴ×1
 ヴァレルロード・S・ドラゴン×1
 えん魔竜レッド・デーモン・アビス×1
 ヴァレルロード・F・ドラゴン×1 


 【ドラゴンリンク】との融合型。リボルバーらしさがかなり薄まった代わりにデッキパワーはめちゃくちゃ高いです。

 基本的な動きは守護竜の動きそのまんまなので、それをベースに説明を書きますが…すこし長いです。

 必要な手札:ドラコネットと手札2枚 

 1.ドラコネット召喚、効果でギャラクシーサーペントを特殊召喚。
 2.ドラコネットとサーペントで星杯の神子イヴをシンクロ召喚。イヴ効果でデッキから星遺物の守護竜をサーチ。
 3.星遺物の守護竜発動。ギャラクシーサーペントを蘇生。
 4.サーペントとイヴでハリファイバーをリンク召喚。ハリファイバーの効果でヴァレット・シンクロンを、イヴの効果で星杯の守護竜をそれぞれ特殊召喚(ハリファイバーのいるEXモンスターゾーンから遠いところに出すと良いです)
 5.星杯の守護竜を素材に守護竜ピスティをハリファイバーの左下にリンク召喚。
 6.墓地の星杯の守護竜の効果でギャラクシーサーペントを蘇生。
 7.ギャラクシーサーペントを素材に守護竜エルピィをハリファイバーの右下にリンク召喚。
 8.エルピィ効果でデッキから妖醒龍ラルバウールを特殊召喚。
 9.ラルバウールの効果で自身を対象にし、手札を1枚捨ててデッキからアブソルーター・ドラゴンをサーチ。
 10.アブソルーターを自身の効果で特殊召喚。
 11.星遺物の守護竜の効果でラルバウールをリンク先から移動。
 12.ピスティの効果で除外されてる星杯の守護竜を帰還。
 13.ハリファイバーと星杯の守護竜でスリーバーストショット・ドラゴンをEXモンスターゾーンにリンク召喚。 
 14.スリーバーストショットとピスティで守護竜アガーペインをEXモンスターゾーンにリンク召喚。
 15.アガーペインの効果でヴァレルロード・F・ドラゴンをEXモンスターゾーンの真下に特殊召喚。
 16.アガーペインとピスティでドラグニティナイト-ロムルスをリンク召喚。効果で竜の渓谷をサーチ。
 17.ヴァレット・シンクロンとアブソルーターでヴァレルロード・S・ドラゴンをシンクロ召喚。効果でスリーバーストショットを装備。
 18.アブソルーターの効果でヴァレットサーチ。
 19.渓谷発動。手札を1枚捨てて亡龍の戦慄デストルドーを墓地へ。
 20.ラルバウールを素材にストライカー・ドラゴンをリンク召喚。効果でリボルブート・セクターをサーチ。
 21.ストライカー・ドラゴンの効果発動。自身を破壊して墓地のヴァレット・シンクロンを回収。
 22.リボルブート・セクターを発動。リボルブート・セクターの効果で手札にあるはずのヴァレット2体を特殊召喚。
 23.墓地のデストルドーを自身の効果で蘇生。
 24.デストルドー、ヴァレット・シンクロン、ロムルスでヴァレルソード・ドラゴンヴァレルロード・ドラゴンをリンク召喚。


 これでドラコネット1枚と手札コスト2枚から《ヴァレルロード・ドラゴン》、《ヴァレルロード・F・ドラゴン》、《ヴァレルロード・S・ドラゴン》の3体に加えて、ヴァレルロードの弾になるヴァレットモンスターを用意できました。

 手札に《クイック・リボルブ》のような展開札があれば妨害を乗り越えたり、さらなる展開に繋ぐことも出来ます。


 ・ストラクの新規カードの解説

 《アブソルーター・ドラゴン》

 つよい。ヴァレルロード・X以外のすべてのヴァレルモンスターと相性が良いサポートモンスター。
 これでヴァレットモンスターだったら最強だったんですが…さすがにダメみたいですね。


 《ヴァレット・トレーサー》
 チューナー・効果モンスター
 星4/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
 そのカードを破壊し、デッキから「ヴァレット・トレーサー」以外の
 「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。この効果は相手ターンでも発動できる。

 ついに出た能動的にモンスターを展開できるヴァレット。何気にレベル4のチューナーなのがポイント高いです。
 こいつの効果は誘発即時効果なので、自分が魔法カードを発動したときにチェーンしてその魔法カードを割ることで損失なくヴァレットを増やせるテクニックは覚えておいた方が良いでしょう。


 《シルバーヴァレット・ドラゴン》
 効果モンスター
 星4/闇属性/ドラゴン族/攻1900/守 100
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
 このカードを破壊する。
 その後、相手のEXデッキを確認し、その内の1枚を選んで除外する。
 (2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
 デッキから「シルバーヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。


 ヴァレルモンスターの弾丸になると相手のエクストラを1枚除外できるヴァレット。
 こいつでハリファイバーを抜かれた日には絶交です。


 《ヴァレット・リチャージャー》
 効果モンスター
 星4/闇属性/ドラゴン族/攻   0/守2100
 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):EXデッキから特殊召喚された自分フィールドの闇属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、破壊されたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターとは元々のカード名が異なる闇属性モンスター1体を自分の墓地から選んで特殊召喚する。
 (2):EXデッキから特殊召喚された闇属性モンスターが自分フィールドに存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。

 擬似的な破壊耐性を闇属性モンスターに付与できるモンスター。後述する《ヴァレルロード・F・ドラゴン》との相性が良いので、そちらを軸に組むなら必須です。


 《エクスプロードヴァレット・ドラゴン》
 効果モンスター
 星7/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守2000
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
 このカードを破壊する。
 その後、お互いに2000ダメージを受ける。
 (2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
 デッキから「エクスプロードヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。

 パックに入ってそうなレベルの新規カード。レベルと名前以外に語ることは大してありません。
 でも2000ダメージは痛いので相手が出してきたときは注意しましょう。


 《チェックサム・ドラゴン》
 効果モンスター
 星6/闇属性/ドラゴン族/攻 400/守2400
 (1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚する。
 その後、このカードの守備力の半分だけ自分のLPを回復する。
 (2):攻撃表示のこのカードは戦闘では破壊されない。

 遊戯王ZEXALの頃に生まれてたらちやほやされたであろうカード。
 効果自体は悪くないので、闇属性ドラゴン族レベル6というステータスがマッチするデッキがあれば声がかかりそう。

 
 《ヴァレル・サプライヤー》
 永続魔法
 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分フィールドに「ヴァレル」リンクモンスターが存在する場合、
 自分・相手のスタンバイフェイズに自分の墓地の「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

 墓地のヴァレットが黄泉ガエルみたいになるカード。個人的には微妙なんですが、手札が減りやすいリボルバーさんデッキでは貴重なリソース源になります。


 《ラピッド・トリガー》
 速攻魔法
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):融合モンスターカードによって決められた自分フィールドの融合素材モンスターを破壊し、
 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターはEXデッキから特殊召喚されたモンスターしか攻撃できず、
 EXデッキから特殊召喚された他のモンスターが発動した効果を受けない。


 場の融合素材モンスターを破壊することで融合召喚を行うというカード。
 ヴァレットは破壊時効果を持っているので、相性は非常に良いです。

 ただ、名前にフュージョンや融合と書かれていないので、サーチする手段はありません。
 ならなんで再録されたんだ竜魔導の守護者…。


 《ゼロ・デイ・ブラスター》
    通常罠
 (1):自分フィールドの闇属性リンクモンスター1体をリリースし、
 そのリンクマーカーの数だけフィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。

 枠と展開力の都合でリボルバーのデッキに入れませんでしたが、結構いいカード。
 オルフェゴールなんかで使うとやばそうですね。
 通常罠なので《トラップトリック》とあわせて忍ばせておくと良い活躍をしそうです。


 《ガンスリンガー・エクスキューション》
 永続罠
 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分・相手のバトルフェイズに、自分の墓地から闇属性リンクモンスター1体を除外し、
 自分フィールドの「ヴァレル」モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
 このカードを発動するために除外したモンスターの攻撃力分アップする。

 使いたいなら使ってもいいんじゃないぐらいのカード。ヴァレルソードに撃つとワンチャン相手が死にます。それだけです。

 
 《ソーンヴァレル・ドラゴン》
 リンク・効果モンスター
 リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻1000
 【リンクマーカー:左/下】
 「ヴァレット」モンスターを含むドラゴン族モンスター2体
 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):手札を1枚捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
 そのカードを破壊する。 
 この効果でリンクモンスターを破壊した場合、さらにそのリンクマーカーの数まで、
 自分の手札・墓地から「ヴァレット」モンスターを選んで特殊召喚できる(同名カードは1枚まで)。
 この効果の発動後、ターン終了時まで自分はリンク2以下のモンスターをEXデッキから特殊召喚できない。

 素材指定が付いた代わりに場所の制約が消えた《トロイメア・ケルベロス》。リンクモンスターを破壊するとヴァレットを蘇生できるオマケまでついてます。
 ヴァレットが主軸のデッキなら出しやすいですし、良い新規カードです。

 
 《トポロジック・ゼロヴォロス》
 リンク・効果モンスター
 リンク4/闇属性/サイバース族/攻3000
 【リンクマーカー:左上/右上/左下/右下】
 効果モンスター2体以上
 自分はこのカードのリンク先となるEXモンスターゾーンにモンスターを出せない。
 (1):このカードの攻撃力は除外されているカードの数×200アップする。
 (2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
 このカード以外のモンスターがリンクモンスターのリンク先に特殊召喚された場合に発動する。
 フィールドのカードを全て除外する。
 (3):このカードが自身の効果で除外された場合、
 次のターンのスタンバイフェイズに発動する。
 除外されているこのカードを特殊召喚する。

 エクストラデッキから出てくる《紅蓮魔獣ダ・イーザ》。盤面を豪快に吹き飛ばす効果も持っているので、フィニッシュの場面以外でも活躍できるのがこいつの利点。

 効果はどれも強力な反面癖が強く、ヴァレットと合わせるのは難しいように感じます。 
 このカード1枚から1つデッキが組めるレベルで面白いカードではあるので、考えてみてはどうでしょうか。

 
 《ヴァレルロード・F・ドラゴン》  
 融合・効果モンスター
 星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
 ドラゴン族・闇属性モンスター×2
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分フィールドのモンスター1体と
 相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
 そのカードを破壊する。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
 (2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の闇属性のリンクモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。

 融合のヴァレルモンスター。
 ヴァレットとの相性が特別いいわけではないので、実は今回紹介したデッキだとただの妨害札ぐらいの活躍しかしません。それでも強いんですが。

 こいつも1つデッキが組めるぐらい面白いカードなので、出しやすさや破壊シナジーなんかを活かせるように考えてみるといいと思います。
 ちなみに私のオススメはレッドアイズと混ぜて竜魔導の守護者から融合召喚する形です。