どうも、レオーネです。


 平成ももう一週間ほどで終わりますね。

 筆者は「平成最後の〇〇」というフレーズにはあまり惹かれないのですが、自分の生まれた元号が終わることに何も感じないわけでもないので、当ブログでも世間の流れでも便乗することにしました。

 
 筆者が遊戯王を本格的に遊び始めたのは2008年頃。それから今までずっと遊戯王をやってきました。
 平成という時代を常に遊戯王と共に過ごしたと言っても過言ではありません。


 思い返せば、色々な環境があり、色々なデッキがありました。自分自身もたくさんのデッキを組んできたものだと改めて感じました。懐かしい気分でいっぱいです。

 平成が終わろうというこの時期に一つの時代の締めくくりとして、自分が組んできたデッキの中で傑作だと思うものを振り返ろうというのが今回の記事です。


 ・注:決して自分が最初に組んだというデッキではありません。他人のデッキを見てヒントを得た物もたくさんあります。その辺りはご理解ください。



  平成を締めくくる俺が選ぶ俺のデッキ10選


 ※レシピに表示されているリミットレギュレーションは2019/4のものです。  
  ()内はどの弾までのカードで組まれているかということを表しています。


 【イゾルデ3枚忍者】(~EXTRA PACX2018)

 2018・9EXTRA PACK 2018

 つい最近紹介したデッキですね。

 個人的なお気に入りポイントはペンデュラムスケールを揃えるだけでなく、ペンデュラム召喚したいモンスターも確保できるところです。


 【シャロットレイ】(~SAVAGE STRIKE)

 2018・10SAVAGE STRIKE

 最初に組んだのは《聖占術姫タロットレイ》が出た時ですが、当時のレシピ(特にエクストラデッキ)を覚えていないので最近のレシピの方をあげています。

 このデッキを組む発端になったは、たまたま遊びに行ったカードショップで隣の人が使っていたからです。

 まさかこんなに息の長いデッキになるとは思っていませんでした。

 
 最近はリンクモンスターの影響でタロットレイが使いづらいので、強さは若干下火になってしまってます。

 組み合わせるなら【シャドール】ではなく【サブテラー】か【ティンダングル】と合わせた方が環境にマッチしそうですね。


 【ダークガイア帝】(~CYBERNETIC HORIZON)

 2018・4CYBERNETIC HORIZON
 
 たしか組んだのは《汎神の帝王》が制限になる直前だったと思います。

 
 実は私、《E-HEROダークガイア》がとても好きでして、手を変え品を変え使っていました。記念すべきブログ第一回でもひっそりと公開しています。

 当時、そんなダークガイアデッキの中で使いやすかった《名推理》で大型の悪魔族と岩石族を墓地に落として《ダーク・コーリング》を使うというデッキがあったのですが、《名推理》と《モンスターゲート》が制限になったせいで使いにくくなりました。 

 そんな時に閃いたのが、《轟雷帝ザボルグ》でエクストラデッキから融合素材を調達し、ドロー魔法を連打して《ダーク・コーリング》を引きに行くというアイデアで、そのコンセプトの下で組まれたのが《ダークガイア帝》です。

 【帝】のデッキ圧縮能力には前々から気付いていたのですが、まさか自分が使うことになるとは予想していませんでした。


 「自己紹介デッキ」としてよく使うデッキなので、思い入れのあるデッキです。


 【カオスソルジャー】(~LINK VRAINS PACK)

 2017・11LINK VRAINS PACK

 某王国でも使われていたデッキです。

 《聖騎士の追想イゾルデ》のサーチ、リクルート、装備魔法の墓地落しの全てを余すことなく使い尽くしたデッキとして気に入っていました。


 ~ざっくりした説明~

 《混沌の場》の場か手札から3枚モンスターが墓地に送られるとデッキから儀式魔法をサーチできる条件をリンク召喚によって満たします。

 《聖騎士の追想イゾルデ》をリンク召喚、サーチ効果で《カオスソルジャー開闢の使者》辺りをサーチしつつ、起動効果で《フェニックスブレード》を落しながら《超戦士の魂》を特殊召喚。
 →《超戦士の魂》を素材に《リンクリボー》をリンク召喚。この時点で《混沌の場》の条件達成。効果で《超戦士の萌芽》をサーチ。
 →《超戦士の魂》の墓地効果発動。自身を除外してデッキから《宵闇の騎士》《開闢の騎士》をサーチ。基本どっちでもいいです。
 →《超戦士の萌芽》発動。《超戦士の魂》の効果でサーチした騎士とサーチしていない方を素材に《超戦士カオスソルジャー》を儀式召喚。
 →墓地の《フェニックスブレード》の効果発動。《宵闇》と《開闢》を除外して回収。除外されたことで二人の騎士の効果が発動。それぞれの効果で儀式モンスターと儀式魔法を1枚サーチできるので、《超戦士カオスソルジャー》と《超戦士の萌芽》をサーチ。

 結果:場に二回攻撃と除去の付いた《超戦士カオスソルジャー》、手札に《超戦士カオスソルジャー》と《超戦士の萌芽》の儀式セット

 ……と、《イゾルデ》から流れるように《超戦士カオスソルジャー》を出しつつ、次弾まで構えられるという安定感のあるたちの悪いワンキルデッキでした。

 が、《神剣フェニックスブレード》が禁止になったことであえなく崩壊。

 また使えるようになる日は果たしてくるのでしょうか。

 実は《混沌の場》で乗せるカウンターは魔力カウンターなのでエンディミオンのストラクチャーデッキRと化学反応を起こすかも…?


 【ピスゾディア】(~コレクターズパックパック-閃光の決闘者編-)

 2016・5コレクターズパック-閃光の決闘者編-
 
 9期のデッキです。

 どう使うのか意味不明なカード、《ピースの輪》の使い道を探して組みました。


 《ピースの輪》は真面目に条件を揃えるのは骨が折れるので、《D-HEROダイヤモンドガイ》で発動することを前提にデッキを構築し、最終的には《ピースの輪》を5回発動してエクゾディアを揃えます。アホです。


 組んだ当初は《威嚇する咆哮》、《和睦の使者》のような延命カードをフル投入していたのですが、《PSYフレーム・ロードΩ》が出たのをきっかけに《仁王立ち》とのコンボで守る方向にシフトしました。

 それでも現代の遊戯王の攻めは苛烈なので、エクゾディアパーツを揃えるまで生き残れるかはかなり怪しいです…。
 環境の変化についていけず解体となりましたが、《ピースの輪》という意外なカードを使えたので筆者は気に入っています。


 【FSX】(~ザ・ダークイリュージョン)

 2016・4ザ・ダーク・イリュージョン

 【フュージョン・シンクロ・エクシーズ】、略して【FSX】です。


 《ジャンク・シンクロン》1枚から《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を出そうというデッキなのですが、お気に入りポイントは融合・シンクロ・エクシーズの全てを動きに絡めている点。

 《ジャンク・シンクロン》で《シンクロ・フュージョニスト》を釣り上げてまずシンクロ召喚。
 →《シンクロ・フュージョニスト》で《簡易融合》をサーチして発動、融合召喚(疑惑)。
 →融合召喚したモンスターとシンクロモンスターでオーバーレイ、《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》、そして《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》。


 今考えれば【DD】の劣化みたいなデッキですが、当時の筆者はおしゃれだと思って使っていました。《シンクロ・フュージョニスト》と《インフィニティ》を使えたのが良かったです。

 特に《シンクロ・フュージョニスト》はすごく好きなカードなので、彼を活かせるデッキをまた考えだしたいですね。


 【ティマイオス】(~コレクターズ-運命の決闘者編-)

 2015・5コレクターズパック-運命の決闘者編-

 筆者は《ラヴァルバル・チェイン》が大好きです。

 どれぐらい好きかというと、《チェイン》が使えた頃はあらゆるコンボデッキをランク4軸で組んでいたぐらいで、思考停止でチェインを使っていました。

 このデッキは、そうした「なにもかもチェインでよくね?」という気持ちで組まれたデッキの中でもとりわけ強引に組んだものです。


 デッキの目的は、レシピを見ての通り《合神竜ティマイオス》を出すことです。

 《ティマイオス》を出すには《ヘルモスの爪》、《クリティウスの牙》、《ティマイオスの眼》の3種類の魔法カードを墓地に揃えたうえで《レジェンド・オブ・ハート》を発動しなければいけません。

 これらの魔法カードをサーチする手段はないので、墓地の送るのも手札に持ってくるのも一苦労です。特に《レジェンド・オブ・ハート》は必ず手札にないといけないので鬼門でした。

 そこを突破するのに使ったのが《チェイン》で、墓地に送ってから《魔法石の採掘》で拾うという強引な方法をデッキの中に組み込むことでサーチしづらいという問題を解決しました。
 《ティマイオス》は一度出てしまえば強烈な制圧力を誇るので、《魔法石の採掘》の手札コストなんてあってないようなものです。

 余った《チェイン》は《ヘルモスの爪》等を墓地に送るのにも使えるので無駄がありませんでした。


 モンスターだけでなく魔法も罠も墓地に送れるという《チェイン》の便利さを堪能したデッキというと少しはまともに聞こえそう。


 【屍の上に立つ皇】(~クラッシュ・オブ・リベリオン)

 2015・4クラッシュ・オブ・リベリオン

 一部の人から熱狂的に好かれていたデッキ。スーパーチェインスペシャル。

 墓地を肥やしてから《蒼血鬼》《ゾンビ・マスター》をはじめとしたアンデットシナジーを駆使してレベル4を展開、そこから《チェイン》を並べて《FNo.0未来皇ホープ》をエクシーズ召喚。
 ここに追加で《ガガガザムライ》と攻撃力2000以上のランク4を並べ、《未来皇》で相手のデカブツをパクって殴ることでワンショットキルを達成します。


 身内と遊ぶとよく後攻ワンキルをかましていたので強いデッキとして気に入っていたのですが、《チェイン》が禁止になったため崩壊。

 現在はコンボを決めるのにリンクマーカーが必要になる上に、モンスターをパクるだけなら《ヴァレルロード・ドラゴン》がいるので自分が組み直すことはもうないと思います。 


 【デビルマゼラ麻雀】(~クロスオーバー・ソウルズ)

 2015・2クロスオーバー・ソウルズ

 《青天の霹靂》を使ったデッキを組もうというスタートから生まれたデッキです。


 《青天の霹靂》から出して強いモンスターとして《デビルマゼラ》が浮かんだのですが、試していくうちに「《青天の霹靂》に頼らなくても《デビルマゼラ》ぐらい普通に出せるのでは?」と思ったのをきっかけに路線変更。 《MXインヴォーカー》と《チェイン》を駆使することで1ターン目に《デビルマゼラ》を着地させるのが可能なレベルのデッキになりました。

 手札が揃わないとただのランク4ビートになり下がるくせに、《デビルマゼラ》まで行ける手札が来た時には理不尽なハンデスをかましていくそのヤクザっぷりに知り合いが「麻雀」と揶揄したという正真正銘のクソデッキです。

 対人で使うと喧嘩になる可能性があるので、壁に向かって回しましょう。
 

 【雲エクゾ】(~EXTRA PACK Volume 4)

 2011・9EXTRA PACK Volume 4 

 さらに飛んで5D’sの時代のデッキ。

 タッグフォース6で組んでいたデッキの中でも飛び切りのお気に入りです。


 雲魔物の展開力を駆使して《TGハイパーライブラリアン》《フォーミュラ・シンクロン》を連打してドローを重ね、《貪欲な壺》で《フォーミュラ》を回収しながらさらにドローを促進。

 そこに加えて《雲魔物タービュランス》《雲魔物スモークボール》を増やせることを利用して《宝札雲》を交えることで爆発的にドローを加速、最終的にエクゾディアを揃えます。(またか)

 雲魔物たちは戦闘破壊されないので、《天空の聖域》でダメージをシャットアウト出来ればドローを進めているだけのノロノロした立ち回りでもゲームを長引かせることが出来る点がエクゾディアと噛み合っていたのがお気に入りポイントです。



 新しい元号になったぐらいで自分が変わるとは思えませんが、次の時代も自分が良いと思えるデッキをたくさん組んでいければと思います。


 ではまた。